リスナーを増やすには信頼回復から
先日(2020/11/2)放送されたテレビ番組「逆転人生」で志摩市の市民病院が経営危機だという話がありました。信頼を失って患者が来なくなってしまった話にリスナーが少ないコミュニティFMを重ねて見ていました。
・「過疎地の病院を救え 新米医師の奮闘」 - 逆転人生 - NHK
https://www.nhk.jp/p/gyakuten-j/ts/JYL878GRKG/episode/te/Q8GMZGJQR8/
・逆転人生 2020/11/02(月)22:00 の放送内容 ページ1 | TVでた蔵
https://datazoo.jp/tv/%E9%80%86%E8%BB%A2%E4%BA%BA%E7%94%9F/1413325
「TVでた蔵」は粗筋を載せてくれているので、私が重要だと思った箇所を引用されていただきます。
それはともかく、患者が少なくて暇だった頃とは真逆の状態になりました。地域住民に求められていたけれど応えずに信頼を失っていた病院が、地域住民の求めに応じることで信頼を回復しつつあるから患者が急増したのでしょう。ただし、受け入れても不十分な医療ではダメです。だから医者や看護師の獲得に奮闘することになります。
さて、リスナーの少ないコミュニティFMに照らし合わせてみましょう。
地域住民が求めるような番組を放送していないから大手の放送局にリスナーが流れています。「コミュニティFMは役に立たない」と信頼を失っています。地域住民が求める番組を放送できるパーソナリティもいないのでしょう。
地域住民が求めるような番組を放送して信頼を回復する必要があります。どんな番組が求められているか、できるだけ多くの住民に聴いてみる必要があるでしょう。番組のアイデアを用意して住民に尋ねてみるのも良いかもしれません。
番組を揃えれば十分というわけではありません。番組を作るだけでなく、その番組の内容が住民が納得できるようなものでなければいけません。パーソナリティの質も問われます。
番組の問題だけではありません。例えば、病院に行ったらごみが散乱していて汚かったり、予定表に載っている医師がいなかったりしたら、その病院を信頼できるでしょうか。その病院で治療したいと思うでしょうか。ラジオ局も同じです。放送されるはずの番組が放送されないばかりかリスナーへの報告も無かったり、番組表がでたらめだったりする放送局を信頼できるでしょうか。私なら信頼できません。信頼できない病院に医師が来ないように、信頼できない放送局にはパーソナリティも来ません。住民が求める番組を用意する前に、ちゃんと予定通りに放送すること、間違いや放送事故が起こったらちゃんと謝ること、そしてホームページの間違いを訂正して、正しい番組表を載せること。まずはそこから始めないといけません。
ここまでは「コミュニティFM」と書いてきましたが、私の頭の中にあったコミュニティFMは「いちはらFM」のことです。いちはらFMが市原市民に信頼されて、たくさんの市原市民に聴いてもらえるようになるのを待っています。信頼回復のためにやらなければいけないことをやってください。
2020-12-11 21:00
・「過疎地の病院を救え 新米医師の奮闘」 - 逆転人生 - NHK
https://www.nhk.jp/p/gyakuten-j/ts/JYL878GRKG/episode/te/Q8GMZGJQR8/
・逆転人生 2020/11/02(月)22:00 の放送内容 ページ1 | TVでた蔵
https://datazoo.jp/tv/%E9%80%86%E8%BB%A2%E4%BA%BA%E7%94%9F/1413325
「TVでた蔵」は粗筋を載せてくれているので、私が重要だと思った箇所を引用されていただきます。
三重県志摩市は人口約50.000人。そこにある病院が舞台。2014年12月江角悠太医師は当時34歳で新人医師として赴任した。地域を支える総合病院なのに患者は少ない。志摩市民病院には当時、江角医師の他に医師は3人いたが外科医2人と整形外科と偏っていて車で移動して県立志摩病院に患者は流れていた。そして年間約7億円もの赤字を計上していた。それを知らずに赴任した江角医師。さらに赴任前に看護師20人以上が一斉退職していた。
赴任してまもなく、医師全員が退職、医師は江角医師だけとなった。頭を抱えていたとき看護師に病院を立て直してほしいと言われた。
2016年4月院長として江角医師はどんな患者も受け入れ絶対に断らない方針に切り替え信頼を取り戻すことにした。スタッフの支えで徐々に病院は再建へ向かう実は病院は再建に向かうのですが「どんな患者も受け入れ絶対に断らない」という方針にしたことで患者が急増して医師不足になります。看護師不足も生じていたと思います。
それはともかく、患者が少なくて暇だった頃とは真逆の状態になりました。地域住民に求められていたけれど応えずに信頼を失っていた病院が、地域住民の求めに応じることで信頼を回復しつつあるから患者が急増したのでしょう。ただし、受け入れても不十分な医療ではダメです。だから医者や看護師の獲得に奮闘することになります。
さて、リスナーの少ないコミュニティFMに照らし合わせてみましょう。
地域住民が求めるような番組を放送していないから大手の放送局にリスナーが流れています。「コミュニティFMは役に立たない」と信頼を失っています。地域住民が求める番組を放送できるパーソナリティもいないのでしょう。
地域住民が求めるような番組を放送して信頼を回復する必要があります。どんな番組が求められているか、できるだけ多くの住民に聴いてみる必要があるでしょう。番組のアイデアを用意して住民に尋ねてみるのも良いかもしれません。
番組を揃えれば十分というわけではありません。番組を作るだけでなく、その番組の内容が住民が納得できるようなものでなければいけません。パーソナリティの質も問われます。
番組の問題だけではありません。例えば、病院に行ったらごみが散乱していて汚かったり、予定表に載っている医師がいなかったりしたら、その病院を信頼できるでしょうか。その病院で治療したいと思うでしょうか。ラジオ局も同じです。放送されるはずの番組が放送されないばかりかリスナーへの報告も無かったり、番組表がでたらめだったりする放送局を信頼できるでしょうか。私なら信頼できません。信頼できない病院に医師が来ないように、信頼できない放送局にはパーソナリティも来ません。住民が求める番組を用意する前に、ちゃんと予定通りに放送すること、間違いや放送事故が起こったらちゃんと謝ること、そしてホームページの間違いを訂正して、正しい番組表を載せること。まずはそこから始めないといけません。
ここまでは「コミュニティFM」と書いてきましたが、私の頭の中にあったコミュニティFMは「いちはらFM」のことです。いちはらFMが市原市民に信頼されて、たくさんの市原市民に聴いてもらえるようになるのを待っています。信頼回復のためにやらなければいけないことをやってください。