「 #市原弁講座 」というコーナー案

 「#市原弁講座」はリスナーから市原弁に変換してもらいたい台詞を募集してパーソナリティが市原弁で読むコーナーです。「市原弁」なのでいちはらFMのコーナーとしての提案です。

 「#市原弁講座」のサンプルは次のような感じです。
  1. あの人は、きっと優しいだろう
  2. 昨日は寒くて、水が冷たかったなぁ
  3. 腰が痛いんだよ。言わなかったんだけれど
  4. だから、やめろって言ったんだよ
  5. ほんのさっきまでいたんだけれど、今はいないよ
  6. なぜそんなことをするのか

 それぞれを市原弁にすると次のようになるらしいです。
  1. あの人は、きっとやさしっぺ
  2. 昨日は寒くて、水がひゃっけかったなぁ
  3. こしがいてーだよ、そわなかっただけどよ
  4. だから、やめろってそいただよ
  5. ほんのさっきまでいただけんが、いまいねーよ
  6. あんでそんなことすっだかいよ

 サンプルは立命館大学大学院言語教育情報研究科にいらっしゃった森田帆南さんの2019年度修士学位審査請求論文「千葉県市原市における伝統方言の若年層への継承について:アンケート調査による継承の実態と継承に関わる要因の分析」に載っていたものを使わせていただきました。

・千葉県市原市における伝統方言の若年層への継承について
 http://www.ritsumei.ac.jp/~k-sasaki/theses/morita2020.pdf

 リスナーから面白いサンプルが届いたら面白いコーナーになると思います。
 ただし、市原弁に変換する能力が必要です。パーソナリティは市原弁を使いこなせる人が良いでしょう。あるいは、リスナーのお便りを市原弁のベテランに変換してもらってパーソナリティが「#市原弁講座」のコーナーで読むか…。

 いちはらFMでは「大澤和子の聞いてくれがいよ!」という番組で大澤和子さんが市原市の昔話などを市原弁に変換して読んでらっしゃいますが、私は日常会話の市原弁が聞きたいです。最初から市原弁だと聞き取れなかったり市原弁だと分からないことがあるかもしれませんので、標準語を読んだ後に市原弁で読んでもらえたら嬉しいです。「#市原弁講座」はそんな感じのコーナーにしたいです。
 いちはらFMにあった「元気なラジオ HyperWave」という番組では隔週金曜日パーソナリティの田村洋さんが秋田県出身なので「秋田弁講座」を行っていましたが、そのコーナーでは彼が例文を用意して標準語と秋田弁で読んでいました。それを市原弁でやるのが「#市原弁講座」のコーナーで、パーソナリティが例文を用意するのではなくリスナーから例文を送ってもらったらリスナー参加型のコーナーになり、面白い例文が届くかもしれません。
 そして何よりも私が市原弁を覚えたいと思っているので、「#市原弁講座」のコーナーがあったら嬉しいです。